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防災用の食品を並べるなら、水、ご飯、おかず。
では、その横に甘いものを一つ置くのはどうだろう?
備える食品を、全部いつもと違う味にする必要はないよ。農林水産省も、主食や主菜、副菜に加え、食べ慣れたおやつなどを備えることを紹介している。そして、買ったままにせず、普段に食べてみることも勧めているんだね。
今回の候補は井村屋の「えいようかん」。一本60g、五本入りのようかんで、メーカーの賞味期間は5年6か月。フィルムを開けて、そのまま食べるタイプだよ。
長く置けることも特徴だけど、最初にしたいのは、家族が食べるかと、包みを扱えるかの確認。まだ食べたことがないなら、いきなり大量に注文するより、少量から試す方法を提案したい。
それから、届いた品の賞味期限と、置く場所も確認しよう。買った日から5年6か月と数えるのではなく、実物の表示で管理するよ。甘い備蓄を一つ選び、食べた分を補充するところまで、順に始めてみようね。
甘いものを備えるなら、まず一箱を選ぶところから
えいようかんは、一本ずつ包まれた五本入り。中身の量は合計300gだよ。箱や包材を合わせた荷物の重さとは別なので、持ち出す荷物の重量を計る場合は実物で見てね。
原材料は、砂糖、生あんの小豆、水あめ、寒天。ここで取り上げるのは小豆のえいようかんで、チョコ味の商品とは分けているよ。商品名が似ていても、一本の量や原材料まで同じではないから、注文する欄を確かめよう。
一本60gあたりのエネルギーは171kcalとメーカーが表示している。
ただ、この数字を見て「一食分はこれだけでいい」と決める話にはしない。今回は、ほかの食事や飲み物と別に、甘い備蓄の候補を一つ検討するよ。
家に普段のおやつがあるなら、それを多めに備え、食べた分を買い足す方法もある。農林水産省はその方法と、賞味期限の長い備蓄用スイーツの両方を紹介している。いつものおやつが気に入っている人まで、全部長期保存品へ入れ替える必要はないんだね。
それでも今回のようかんを候補にするのは、調理や水戻しをせず、包みからそのまま食べる形を備えたい場合。ご飯の準備とは別に扱えるものが一つある、という選び方だよ。
「防災のおやつにようかん?」と思ったら、まず食べる人を思い浮かべよう。普段から小豆のお菓子を食べる家族も、食べ慣れていない家族もいる。誰か一人が好きなものを、家族全員が同じように選ぶとは限らないからね。
食物アレルギーなどで食品選びに条件がある場合は、今の原材料表示と届いた商品の表示を確認して選ぼう。メーカーは特定原材料と特定原材料に準ずるものを使用していないと案内しているけれど、それをあらゆる人に適する保証として広げないよ。
試す量を決めたら、注文欄の入数を見る。一箱五本なのか、五箱なのか、ケースなのか。「五」という数字だけで選ばないようにしたい。今回確認した楽天24の商品は、60g×五本入りの販売ページだよ。
送料や届く予定日は、購入時の条件で確認する。価格が安く見えても、試す人数に対して多すぎる入数なら、先に少量の候補を見よう。まだ好きか分からない食品を、保存年数が長いという理由だけでまとめ買いしなくていい。
参考:井村屋のえいようかん商品情報、農林水産省・スイーツの備蓄
試す日は、味だけでなく箱とフィルムも見てみよう
一箱届いたら、すぐ防災袋の奥へ入れる前に、普段のおやつとして試す日を決めよう。この記事では実食した感想は紹介していないので、甘さや食べやすさは、自分と家族で確かめるところだよ。
メーカーは、フィルムを引っ張って開けられ、片手で食べやすい包みと説明している。道具を用意しなくても開ける設計なのは、調理用品と別に扱いたいときの検討材料になるね。
でも、商品説明に「開けやすい」と書いてあることと、その家族が初めてでも扱えることは同じではない。普段に一本取り出して、開け始める位置と、食べるときに持つ部分を見ておこう。
おお、ここまで試すと、食品の味見だけで終わらないんだね!
箱から取り出す、フィルムを開ける、食べる。この三つの動きを、家にいる日に確認できる。
メーカーは箱の開け口のつまみを、暗い場所でも手触りで分かりやすく設計していると案内している。箱の表面には、中身がようかんと分かる点字もある。ただ、暗所で実際に誰でも操作できると、この記事から保証することはできないよ。
最初の確認は、明るいところで商品を見ながらでいい。災害時を想定するからと、わざわざ灯りを消して無理に開ける必要はない。どこが開け口か分かれば、防災袋に入れたあとも取り出す方向を考えられる。
一本を開ける人と食べる人が違う場合は、誰がどこまで準備するかも話しておこう。普段から食品を開けるのを手伝っている家族なら、この包みでも手助けが必要かを確かめる。備えのときだけ一人で全部できると決めつけないでね。
味を試すときは、メーカーの「すっきりした甘さ」という説明を、そのまま自分の感想にしなくていい。食べた家族がどう感じたかを、次に買う判断へ使おう。気に入った人がいればその人の候補に、合わなければ別のおやつを考えられるよ。
一本60gが自分にとってどのくらいの量かも、この日に分かる。大きいと感じるか、ちょうどよいか、もう少し欲しいか。ここで家族全員の食べる本数を一律に決めることはしない。試した結果で、用意したい量を考えよう。
メーカーは水がなくてもそのまま食べられると説明している。これは水を加えて戻す工程がないという購入判断に使い、家族が水分を取らなくてよいという意味にはしないよ。実際に食べるときの飲み物は、普段の食べ方と合わせて用意してね。
食べ終わったら、開けたフィルムをどこへまとめるかも一つ決めておこう。片付け用の袋が近くにあれば、次の食品を出すときに包材が机へ散らばらずに済む。試す日の手順を、備蓄品の入れ方にも反映してみよう。
五本を何に使う?試食分と備えておく分を数えよう
一箱に五本。家族が四人で、一人一本ずつ試す計画なら、試食後に残るのは一本。
あっ、一箱買ったから一箱全部が備蓄に残るわけではないんだ!
これは食べる量の推奨ではなく、試食に使う本数を決めた場合の数え方だよ。実際に何本を試すか、誰が食べるかは家族の条件に合わせよう。
試食前に、全部を防災袋へ入れてしまうと、あとでそこから取り出した分を忘れやすい。食べる分を出したら、残る本数をメモへ書き直す方法を提案したい。買った数より、今ある数が分かるメモにしよう。
たとえば「購入五本、試食二本、残り三本」。後日一本食べたなら、残り二本へ直す。この計算なら、あと何本を補充したいかが見える。記録をつけるために大きな表を作らなくても、食品の置き場のメモで始められるよ。
備えておく分を決めるときは、家に置く分と、持ち出す袋へ入れる分も分けて考えよう。同じ一本を、家の食品としても袋の食品としても二重に数えないようにしたい。
箱ごと置く案なら、箱にまとまっていることと、表示を確認しやすいことを検討する。井村屋の公式通販では、一箱のサイズを86×82×37mmと案内している。小さな箱でも、五箱、二十箱と増やすと、使う収納場所は変わるよ。
持ち出し袋に箱ごと入れるなら、ほかの荷物もある状態で収まりを見よう。箱を入れるために水や必要な物の準備を減らす、とここから決める話ではない。甘い食品をどこへ加えられるかを、荷物全体で考えたい。
一本ずつ分けて置く案では、残しておく包みや表示も確認する。外箱を捨てる前に、賞味期限、原材料、保管条件など、自分が管理する情報をどこで読めるか見ておこう。この記事では実物の全ての表示面を確認していないので、届いた品を見て決めるよ。
家族へ渡す分と、家の食品棚の分を分けるなら、それぞれの置き場と本数を一枚のメモへ残す。何か月も後に、誰の袋に何本あるかを記憶だけで数え直さずに済むからね。
一箱を試したあと、もっと備えたいと思ったら、その時点で入数を選び直せばいい。まとめ買いのほうが必ず得とも、家族の人数分の箱が必要とも言えない。食べた結果、置ける量、補充に使う予算を合わせて決めよう。
ようかんだけで何日分と数えるのではなく、ほかの食品や水を含めた備えの中で、甘いものが何本あるかを見たい。役割を分けて数えれば、えいようかんの購入数も具体的になるね。
5年6か月は、買った日からのカウントにしないでね
メーカーの商品情報にある賞味期間は5年6か月。
長く置けるのが特徴だけど、届いた日を起点に、手帳へ5年6か月後と書く方法にはしないよ。
商品は製造されてから販売店を経て届く。注文した商品の賞味期限は、実物の表示で確認しよう。販売店が残り期間の条件を示している場合は、注文前にその説明も見る。
井村屋の公式通販の商品ページには、販売する商品の賞味期間を「4年9か月以上5年6か月未満」とする案内がある。また、複数購入すると賞味期限の違うものが混ざる場合もあると示している。
なるほど、同じ日に届いた箱でも、期限が同じとは限らないんだね。
まとめて買う場合こそ、先頭の一箱だけで全部を同じ日付にせず、それぞれを確かめたい。
この公式通販の条件を、楽天のどの店にも共通の保証として使うことはできない。今回の楽天24の商品情報で、発送される品の残り賞味期間を一律に保証する条件までは確認していないよ。必要な残り期間がある場合は、購入先へ確認してから注文しよう。
保管場所については、楽天24の説明で直射日光と高温多湿を避けるよう案内されている。届いた商品の表示も読み、棚の空いている場所ならどこでもよいとは決めない。
車へ置いておけば、外出中も食品があるのでは?
そう考える場合は、ここで止まって確認しよう。井村屋のFAQは、えいようかんは常温保管を想定し、車内は高温になることがあるため、保管場所として勧められないと説明している。
賞味期間が長いことを、暑くなる車内へ置いてよい理由にはしないよ。家の中でも、暖房器具の近くや日差しが当たる位置を避けるなど、表示に合う場所を考えよう。予定していた場所が条件に合わなければ、食品の置き場から見直したい。
井村屋は、賞味期限は未開封で、表示された方法に従って保存した場合の期間と案内している。一本を試すために開けたら、その残りを、未開封の備蓄品と同じ期間だけしまう計画にはしないでね。
外箱を開けることと、一本のフィルムを開けることも分けて扱いたい。外箱から取り出した個包装は、包みの状態と表示を確認して管理する。フィルムが傷んだ品を、日付が先だから大丈夫と判断することはしないよ。
期限が近い箱は、普段に食べる順番を考え、補充する分と入れ替えよう。食品棚の奥へ新しい箱を足しただけで、前の箱がずっと見えない状態にならないようにしたい。日付と本数が見える置き方に変えるところから始めようね。
参考:井村屋公式通販の商品案内、井村屋の保存と期限に関するFAQ
食べた分を補充して、次の確認日を決めておこう
味も包みも家族に合っていたら、備える本数を決めて、食べた分を補充しよう。農林水産省も、普段に使った分を買い足すローリングストックを紹介している。
ここで毎週全部食べ直したり、定期的に大量注文したりする必要はない。家の在庫を見て、普段に食べる分と、備えておく分が分かる状態を作りたい。
試食の日にメモするなら、日付、残り本数、置き場、期限。それに、次の購入を決めるための短い感想を足す。感想は「非常食として優秀」のような大きな評価でなくても、自分たちが次を選べる内容なら十分だよ。
例えば、同じ味をもう一度選びたいか、別のおやつも試したいか。包みを一人で開けられたか、手助けが必要だったか。これは家で実際に確認した結果だけを書くよ。メーカーの説明を、家族の感想として記録することはしない。
定期点検のきっかけには、井村屋が紹介する「えいようかんの日」も使える。3月1日、6月1日、9月1日、12月1日で、備蓄品の点検と、食べた分の補充を考えるための記念日だよ。
もちろん、その日だけしか確認してはいけないわけではない。食品棚を整理する日や、家族で防災用品を見る日に合わせてもいい。自分たちが忘れにくい予定へ、ようかんの本数と期限の確認を一つ加えよう。
点検するときは、残る本数と期限に加え、袋や箱の状態、置き場の条件が変わっていないかを見る。引越しや部屋の模様替えで、前より日が当たる位置へ移した場合も、保存場所を見直すよ。
まだ一度も試していないなら、今日の準備は少量を選ぶことから。家に箱があるなら、期限を読み、一緒に試す日を決めるところからでいい。
防災の食品棚に、家族が知っているおやつも一つ。
長く置けるという特徴を使いながら、食べる人と包み、残り本数を確かめて備えよう。次に箱を見るとき、何本を補充するか分かる状態にしておこうね!