災害時の家族の連絡方法|171・web171を体験日に練習する

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家族に電話をかけてもつながらない。メッセージを送ったけれど、返事がない。その時に初めて「伝言サービスって、どの番号を入れるんだっけ?」となるのは避けたいですよね。

災害時の連絡方法を準備するなら、家族で使う電話番号を一つ決め、171やweb171の体験日に「伝言を残す人」と「確認する人」を入れ替えて練習するところから始めてください。サービス名を覚えるだけでなく、離れた家族が同じ伝言へたどり着けるかまで試す。ここが準備の中心です。

この記事では、2026年10月7日に確認したNTT東日本の案内をもとに、連絡先の決め方、短い伝言の作り方、家族での読み戻しを整理します。災害の最中に無理に通信を優先するのではなく、安全を確保できる場面で使うための事前準備です。

目次

家族で決めるのは「使うサービス」と「共通の電話番号」

171を知っていても、検索する番号が違うと行き違う

171は音声で伝言を残したり聞いたりする災害用伝言ダイヤル、web171はインターネットで伝言を登録・確認する災害用伝言板です。同じ「家族の安否を確かめたい」という目的でも、使う入口が違います。

まず、家族が扱いやすい入口を話し合ってみましょう。電話の音声案内に沿って操作しやすい人もいれば、文章を画面で確かめたい人もいます。全員を同じ操作に無理やり合わせるより、誰がどの方法を使えるかを見ておくほうが、練習する内容がはっきりします。

そのうえで、伝言を残す時と探す時に使う電話番号をそろえます。たとえば、一人が自分の携帯番号に残し、別の人が自宅の番号で探したら。同じ家族でも、見ている場所が違うわけです。「家の番号のつもりだった」が起きないよう、実際の番号を見ながら確認してください。

家族の番号を練習の記録としてネットへ公開する必要はありません。番号入りの紙を写真にしてSNSへ載せたり、説明のために実際の伝言画面を公開したりせず、家族の中で確認します。連絡メモにメールや買い物サービスのパスワードまでまとめるのも、この練習の目的とは別です。必要な連絡情報だけに絞ってください。

NTT東日本の171の概要では、伝言登録の対象として固定電話、携帯電話、IP電話の番号が案内されています。固定電話の番号は市外局番から使います。この記事で架空の番号を指定するのではなく、家族が使う番号と利用条件を公式案内で照合して決めましょう。

紙には番号だけでなく、何の番号かを書く

メモに電話番号だけが並んでいると、それが直接電話をかける番号なのか、伝言を探すための番号なのか分からなくなることがあります。欄を分けて「伝言を登録・確認する共通番号」と書いておくと、使い道を取り違えにくくなります。

直接連絡する家族の番号は、別の欄へ。人数が多い家庭なら、誰の番号かも添えてください。学校や勤務先の連絡ルールは家族用の伝言とは別に確認し、家族で決めた方法が学校などの案内を上書きするとは考えないようにします。

スマートフォンにも保存する? もちろん、見慣れた場所に置くのは便利です。ただ、端末の電池が切れた時にも番号を読めるよう、手元の紙を併用するという選び方はできます。紙があれば通信できる、という意味ではありません。番号を思い出す部分と、実際に通信する部分を分けるためです。

書き込む道具は、家にあるメモで十分。持ち歩く一冊を選ぶなら、コクヨのソフトリングメモ メ-SV477S5-Dを楽天で確認するという候補があります。メーカー案内ではA7変形、5mm方眼、70枚で、中紙の寸法は105×76mmです。手元の財布やポーチへ入るかは、外形や収納側の寸法も確かめてください。小さい紙へ文字を詰め込みすぎないことも大事です。

連絡と集合を一つのルールに混ぜない

連絡が取れたら、必ず自宅へ向かう。そう決めてしまうと、その時の周囲の状況を無視することになりかねません。伝言は今の状態や居場所を伝える道具であり、安全な移動経路を保証するものではありません。

家族のメモでも、連絡方法の欄と避難・集合についての欄は分けておきましょう。避難先などは住んでいる地域の最新の案内で確認する必要があります。この記事に出てくる説明用の場面を、そのまま自分の地域の避難先として使うことはできません。

体験日に一度試す|171の音声とweb171の文章

平日の短い練習でも、入口の確認はできる

NTT東日本の171体験利用案内では、毎月1日と15日の0時から24時などに体験できるとされています。年始、防災週間、防災とボランティア週間にも体験期間がありますが、それぞれ開始・終了時刻は同じではありません。練習する日が決まったら、該当日の条件を公式ページで見てください。

災害が発生すると、体験利用ができない場合もあります。「カレンダーに書いたから必ず練習できる」とはせず、その時のサービス案内を優先します。家族の予定を全部合わせるのが難しければ、最初は二人だけで登録と確認を試し、後で別の家族と組み合わせてもかまいません。

最初から完璧な防災訓練にしなくていいんです。共通番号を見つけられるか、音声案内が聞こえるか、伝言を聞いた人が内容を読み戻せるか。一回の練習で確かめることをここまでに絞ると、始める負担を減らせます。

171は録音と再生をセットにする

171の録音方法では、171をダイヤルした後、録音は1、再生は2を選ぶ流れが案内されています。暗証番号を使う方法もありますが、初めての練習で選択を増やしすぎず、家族で使う方法を公式の音声案内に沿って確認しましょう。

録音したら、別の家族が同じ番号で再生します。再生方法の公式案内を見ながら、録音だけで終わらせないのがポイントです。話した人には伝わるつもりでも、聞く人には名前や時間が聞き取りにくいことがあります。

体験利用の伝言は30秒以内です。最初は紙へ短く書いてから声に出してみてください。途中で長い説明になったら、何を伝えたいかへ戻ります。試した操作をメモするなら、ソフトリングメモ メ-SV477S5-Dの掲載を見るから持ち歩く紙の選択肢を確認できます。購入してからでなければ練習できない、ということではありません。

web171は登録後に、確認側の画面も見る

web171の登録・確認方法では、登録したい電話番号を入力し、名前はひらがなで、安否や伝言を入力する流れが案内されています。伝言は最大100文字です。確認する側も、家族で決めた同じ電話番号を使います。

ここで試したいのは、文章を送れた気がするかではなく、確認側に内容が出ているかです。家族が別の端末で開き、誰の伝言か、いつの話か、何をしてほしいかを読み戻す。入力する担当だけが操作に慣れている状態から、一歩進められます。

音声と文章の両方を使う場合も、似た番号をそれぞれに登録するのではなく、どこへ残したかをそろえてください。各サービスの連携や表示条件は公式案内を確かめ、練習で見ていない機能が必ず動くとは決めつけないようにします。

「無料」の対象と保存期間を確認する

171はNTT東日本・西日本の電話からの利用について通話料無料と案内されていますが、他の通信事業者の回線については各社の確認が必要です。携帯電話を含むすべての回線で通話料が一律無料、と広げて読まないでください。

web171の体験案内では、登録・確認の利用料とインターネット接続などの費用を分けて説明しています。サービス自体の料金と、使う回線の費用は別です。また、体験の伝言がいつまでも残る記録帳になるわけではなく、体験期間が終わると削除されます。

練習結果を残すなら、番号や操作で迷った箇所を自分たちのメモへ。サービスに残した伝言を、次の月にもそのまま確認できる前提で家族の手順を組まないようにしましょう。

短い伝言の作り方|名前・今の状態・場所・時点を分ける

聞いた人が状況を想像しすぎなくて済む言葉にする

長く話せない時は、気持ちの説明より先に、誰が、どんな状態で、どこにいて、いつの情報なのかを伝えます。これは家族で練習するための文章の組み立てで、NTTが指定した固定文ではありません。

たとえば体験用なら「練習です。○○です。今は自宅にいます。今日の午後7時の伝言です。この練習の伝言を聞けたら、次の練習で教えてください」のように、実際の災害情報と混同されない言い方を考えられます。○○は自分の名前に置き換え、時間も実際に練習する時点に合わせてください。

実際の災害時には、その時の状態と場所を正確に短く伝えることになります。落ち着いて練習できる日に、説明の順序を決めておくという意味です。この記事の練習文を、状況に関係なく災害時へ読み上げるものではありません。

「ここ」「大丈夫」だけで閉じない

家族同士だから分かる、と思いやすいのが場所の呼び方です。「いつもの所」だけだと、駅、店、公園など、受け手が別の場所を思い浮かべるかもしれません。家族が呼んでいる愛称しか知らない場所は、正式な名称も事前に確認しておくとメモを書きやすくなります。

状態についても「大丈夫」という一語を長く繰り返すより、伝えられる事実を簡潔に置くほうが、後で聞いた人の判断材料になります。ただし、本人が確かめていない家族の安否までまとめて断定するのは避けてください。「自分が確認できたこと」と「まだ分からないこと」は別にします。

時点が入っていない伝言は、今も同じ場所にいるか分かりません。確認する人も、伝言を見つけた時刻と、伝言が残された時刻を混ぜないようにしましょう。内容が古い可能性を含めて読みます。短い言葉だからこそ、名前や時点を削りすぎないのがコツです。

子どもや不慣れな家族には、読む人を入れ替えてみる

番号や操作を説明した人が、そのままメモを見て成功しても、ほかの家族が同じように使えるかはまだ分かりません。一度、教わった人にメモだけを渡し、どの番号を使うか説明してもらってください。

途中で迷ったら、本人の覚えが悪いと片づけず、紙の順番を直します。サービス名が小さい、登録する番号と直接連絡する番号が混ざっている、誰の名前を入れるか書いていない。直す箇所が見えてきます。

聞こえ方や画面の読みやすさで困った場合は、無理に速く操作する練習にしないでください。家族が読める文字の大きさへ変える、説明する人がゆっくり案内するなど、どこに助けが必要かを見つけます。操作ができたふりで終えるより、まだ難しい手順をメモに残すほうが、次の準備へつなげられます。

小さな子ども一人へ、連絡の責任を全部持たせる必要はありません。操作できることと、その時に安全に判断できることは同じではないからです。家庭、学校などでの連絡・引き渡しの決まりも確かめ、年齢や状況に合う大人の支え方を考えましょう。

伝言の下書きと、練習で分かった修正点を残すなら、5mm方眼のソフトリングメモを楽天で見るという選び方もあります。コクヨの製品案内では、切り離せるミシン目付きとされています。ただし紙の防水性能は確認していません。雨にぬれても問題ない防災専用品として紹介するものではありません。

まとめ|家族の連絡方法は、同じ伝言を確認できて初めて準備になる

家族の連絡方法を整える時、まず必要なのは道具をたくさん買うことではありません。使う入口と共通番号をそろえ、体験日に一人が残した伝言を別の人が確認する。その小さな一往復を試してみてください。

練習後に直すのは、迷った箇所だけでいい

終わった後、全部のメモをきれいに作り直さなくてもかまいません。「番号の欄を間違えた」「声が小さかった」「場所の呼び名が伝わらなかった」。今回つまずいた箇所を一つ直し、次に試す日を決めます。操作を覚える時間と、紙を飾る時間を取り違えないようにしましょう。

番号や端末が変わった時は、その変更を家族のメモにも反映します。一人のスマートフォンだけ新しくして、共通番号の紙は以前のまま、というずれがないか確認してください。新しい家族の生活場所や学校の案内が変わった時も、連絡用の情報と集合・避難の情報を分けて見直します。

確認できなかった時の扱いも話しておく

伝言が見つからないことだけで、家族の状態を断定することはできません。まだ登録していない、操作できない、番号が違うなど、分からない部分が残ります。逆に、古い伝言が一つ見つかったからといって、その後の状況まで確定したとは限りません。

練習では、登録した担当者が番号と時点を確認し、受け手が同じ情報を見られるかをやり直せます。その過程で「確認できなかったら、どの番号を見直すか」を紙へ添えておくと、次の体験日にも役立ちます。災害時は無理な移動や操作で確かめに行くのではなく、その場の安全と公的な案内を優先してください。

紙を持ち歩く準備をするなら、コクヨ ソフトリングメモ メ-SV477S5-Dの販売条件を確認するから候補を見られます。枚数やセット数は販売店ごとに確かめ、必要な分を選んでください。

今日できるのは、家族で使う番号を一つ確認するところまででも十分です。その番号で、残す人と読む人が同じ伝言へたどり着けるか。次の体験日に、そこを試してみましょう。

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この記事を書いた人

家族構成や住まいに合わせた防災用品・家庭備蓄を考える編集部です。公的機関の案内を手がかりに、備える物と見直すポイントを整理します。

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